教習車、普通自動車
自動車教習所にて免許を取得する流れは、現在では一般的な流れとなっています。今でもありますが、昔は試験場にていきなり運転の試験に臨むことも多くありました。うまくできれば一回で合格できて免許が取得できます。失敗すれば合格するまで何回も試験を受けなければなりません。今でもその制度は残っており、運転免許センターではその試験を行っております。
しかし、全く車のことがわからないまま免許を取得することも問題です。構造上のことやルール、安全運転に適した操作方法を効果的に学ぶことのできる場所が自動車教習所なのです。そこでは車の運転練習は教習車を使用して、場内や路上を運転して練習します。この教習車は普通自動車を改造したものなのですが、ナンバーが8ナンバーとなり、いわゆる特殊用途車という扱いになります。車の運転練習のために使用できるという目的になりますので、それ以外の目的には使用できないという制限を伴うことにもなります。