バン

バンは、日本では貨物自動車の1種として扱われています。2ボックス、1.5ボックス、1ボックスの車体形状で、
後席が無いタイプ、後席がある場合は、折りたたんで荷室を広げる事ができるという事が定義となっています。また、スペースに関しては、前席後端から後方のスペースの半分以上が荷室としてのスペースになっていないといけません。以前は、リアクオーターウインドには、荷物からガラスを守る為の保護棒が装着する事が義務付けられていましたが、今は廃止されています。
以前は、軽自動車の税金はバンタイプが優遇されていて、販売の多くがバンタイプだったこともあります。
以上から、バンタイプの車両は、荷物を積載することが最優先であり、後席の居住性はほとんど重視されていません。より多くの荷物を積み込む事をメインに造られているので、ファミリーユースには適していません。ですから、車両価格が安いからといって、そこを基準に選んではいけないという事です。